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米国、高病原性鳥インフルエンザ発生状況を更新(5月20日)―ミネソタ州の養鶏農場での発生は4件目、七面鳥農場は80件に迫る―(米国)

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 米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)は5月20日、米国の鳥インフルエンザ発生確認状況を更新した。
 新たに公表された発生確認状況は以下の通り。なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。

【5月19日】
・アイオワ州:2万8400羽を飼養する商業規模の七面鳥農場のほか、裏庭飼育の各種混合農場(飼養羽数は調査中)で発生を確認。
・ミネソタ州:62万5500羽を飼養する商業規模の養鶏農場のほか、4万2600羽を飼養する七面鳥農場で発生を確認。

 なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。
海外情報図(HPAI)27.5.21
海外情報表(HPAI)27.5.21
【渡邊 陽介 平成27年5月21日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4397