米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)が5月21日から28日までの間に、新たに公表した鳥インフルエンザの発生確認状況は以下の通り。
なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。
【5月21日】
・アイオワ州:10万羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか1件で発生を確認。
【5月26日】
・アイオワ州:2万700羽を飼養する商業規模の七面鳥農場で発生を確認。
・ネブラスカ州:29万3200羽を飼養する商業規模の養鶏農場で発生を確認。
【5月27日】
・アイオワ州:97万4500羽を飼養する商業規模の養鶏農場ほか1件で発生を確認。
・ミネソタ州:9万5300羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか1件で発生を確認。
【5月28日】
・アイオワ州:99万1500羽を飼養する商業規模の養鶏農場で発生を確認。
・ミネソタ州:5万800羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか4件で発生を確認。
なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。