ブラジル農務省(MAPA)は2月4日、中国の国家質量監督検験検疫総局・食品安全局(AQSIQ)によりブラジル国内で実施された査察結果に基づき、新たに17カ所の食肉加工施設が中国向け輸出認定施設に追加されたと発表した。
これまでに、ブラジル国内48カ所の食肉加工施設(内訳:鶏肉30カ所、牛肉11カ所、豚肉7カ所)が中国により輸出認定されていたが、今回の追加により、65カ所(内訳:鶏肉38ヶ所、牛肉16カ所、豚肉11カ所)に拡大する。
これにより、ブラジルの中国向け食肉輸出量の増加が見込まれており、中でも2015年6月の輸出再開以降大幅に増加している牛肉輸出は、引き続き好調に推移すると見込まれている。
なお、MAPA国際関係局のタチアナ・パレルモ長官は、引き続き中国向け輸出認定施設を増やすべく働きかけをしており、両国間の関係をますます強化したいと述べている。