欧州委員会のホーガン農業・農村開発担当委員は、2019年5月8〜11日の間、欧州連合(EU)の農産物および食品・飲料部門の団体や企業などの関係者とともに「ビジネスミッション」として来日する。今回の訪問は、2019年2月1日に発効した日EU経済連携協定(EPA)を受け、欧州産の農産物や食品・飲料の輸出・販売を促進するため、関係者への日本市場の理解醸成を図ることを主たる目的としている。
参加者は、欧州委員会の準備したプログラムの中、日本市場およびその消費動向に関するセミナーの受講や関係者との交流のほか、日本の小売企業などへの訪問などを行う。
EU団体のほかに、フランス、イタリア、スペインなどEU加盟国の食肉、乳製品、果実、野菜、ワインなどあらゆる農産物および食品・飲料に関する団体または企業の参加者数は60者を超えることが予定されている。
主なプログラムについては以下のとおり。
(予定プログラム)
5月8日(水):日本到着後、日本の最新の消費者動向に関するプレゼンテーションの受講など
5月9日(木):ビジネスフォーラムにおける関係者との交流のほか、EPA関連情報および製品カテゴリーごとの日本市場アクセス、消費者動向などのセミナー受講など
5月10日(金):日本の小売企業などへの現地訪問など
5月11日(土):前日に引き続き現地訪問などの後、帰国