(注1)法案や国際条約などを詳細に調査・検討する12あるテーマ別特別委員会のうちの一つ。特別委員会は、複数の政党に所属する国会議員5〜12名程度で構成され、本委員会は、与党の労働党議員3名、野党の国民党議員3名およびACT党議員1名からなる。国民からの意見書や独自調査などを基に特別委員会が作成した報告書を参考に、国会での審議が行われる。
(注2)NZ政府は21年4月、2年間の移行期間を経た23年4月から生体牛の海上輸出を禁止することを公表し、その実現に向けた動物福祉法の改正手続きを進めている。海上輸出の禁止については、
海外情報「2023年までに生体牛の海上輸送輸出を禁止(NZ)」を参照されたい。
(注3)現在審議されている動物福祉法改正案では、海上輸出を禁止する対象が牛、鹿、ヤギおよび羊とされている。
(注4)生体牛の海上輸出禁止を公表した際、ダミアン・オコナー農業・バイオセキュリティー・農村担当大臣は、「2015年以降のNZの第一次産業の輸出額に占める海上輸送での生体家畜の輸出額は約0.2%に過ぎない」と言及している。