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2025/26年度主要穀物の生産状況等の調査結果(第10回)を公表(ブラジル)

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 ブラジル国家食糧供給公社(CONAB)は2026年7月14日、2025/26年度(9月〜翌年8月に播種されるもの)第10回目となる主要穀物の生産状況等調査結果を公表した。この調査は、春植えの夏期作物(大豆、第1期作トウモロコシなど)や秋植えの冬期作物(第2期作・第3期作トウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦など)の生産予測などを毎月公表するものである。

25/26年度トウモロコシ生産量、過去最大の前年度を上回る水準まで上方修正

 2025/26年度のトウモロコシ生産量は、前回調査(26年6月)から126万6000トン上方修正され、1億4172万9000トン(前年度比0.4%増)と、前年度をわずかに上回る水準まで引き上げられ、2期連続で過去最大を更新する見込みとなった(表1、図1・2)。
表1 2025/26年度の主要穀物等の生産予測
図1 トウモロコシと大豆の生産量の推移
図2 2025/26年度の生産予測の推移
 内訳を見ると、全生産量の2割を占める第1期作の生産量は、前回から26万6000トン上方修正され、前年度を大幅に上回る2960万4000トン(同18.7%増)と見込まれる。全国的に生育期間中の気象条件が良好であったことから、単収も第1期作としては過去最高となる。なお、収穫は、7月上旬時点で作付面積全体の96.3%で完了している。
 また、全生産量の8割弱を占める第2期作の生産量は、前回から156万5000トン上方修正され、1億943万トン(同3.4%減)と見込まれる。上方修正の主な要因は、最大の生産州であるマットグロッソ州の生産量が引き上げられたことである。同州の大部分では、適期に播種が行われ、生育期間を通じて良好な気象条件に恵まれた。なお、同州を含めた第2期作全体の収穫は、7月上旬時点で作付面積全体の28.5%で完了している。
 25/26年度のトウモロコシの需給を見ると、期末在庫は、生産量の上方修正を受けて、1450万8000トン(同16.4%増)まで引き上げられ、前年度を大幅に上回る見込みとなっている(表2)。
表2 ブラジルのトウモロコシ需給動向

25/26年度大豆生産量はさらに上方修正、2期連続で過去最大を更新

 2025/26年度の大豆生産量は、前回調査から31万5000トン上方修正され、前年度をやや上回る1億8056万8000トン(前年度比5.3%増)と、2期連続で過去最大を更新すると見込まれる(表1、図1・2)。今期の収穫作業は、6月中旬に完了した。生育期間中に悪天候に見舞われた地域もあり、主産地である中西部では単収が前年度を下回ったものの、その他の地域がこれを補い、全国平均では前年度を上回る単収が見込まれている。
 25/26年度の大豆需給を見ると、生産量が上方修正された一方で、堅調な輸出および加工需要が見込まれることから、期末在庫は48万5000トン下方修正され、879万3000トン(同11.8%減)と前年度をかなり大きく下回る見込みとなっている(表3)。なお、今期の加工量は、現在延期されているディーゼル燃料に対するバイオディーゼル混合率を15%から16%へ引き上げる措置の実施時期に左右されるとしている。
表3 ブラジルの大豆需給動向
【調査情報部 令和8年7月27日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
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