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米国農務省による世界の大豆需給予測(2026年8月)

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生産量、消費量ともに上方修正、大豆期末在庫は微減の見込み

 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)および同省海外農業局(USDA/FAS)は2026年8月12日、26/27年度の世界の大豆需給予測値を更新した(表)。
表 主要国の大豆需給見通し
 これによると、同年度の世界の大豆生産量は4億4225万トン(前年度比3.0%増)と前月から55万トン上方修正された。このうち、最大の生産国であるブラジルは1億8600万トン(同3.0%増)と前月から据え置かれた。これに次ぐ米国は、作付面積の増加などから1億2299万トン(同6.0%増)と前月から120万トン上方修正されたものの、ウクライナの作付面積の減少による下方修正が米国の上方修正の一部を相殺した。
 輸入量は、世界全体で1億8927万トン(同1.1%増)と前月から据え置かれた。このうち、最大の輸入国である中国は1億1500万トン(同1.8%増)と同じく前月から据え置かれた。
 消費量(搾油仕向け)は、世界全体で3億8476万トン(同2.9%増)と前月から59万トン上方修正された。このうち、最大の消費国である中国は前月から据え置かれたものの、これに次ぐ米国は大豆かすや大豆油の需要増加などにより、7566万トン(同4.7%増)と前月から82万トン上方修正された。
 輸出量は、世界全体で1億9041万トン(同1.7%増)と前月から据え置かれた。このうち、最大の輸出国であるブラジル、これに次ぐ米国はいずれも前月から据え置かれた。アルゼンチンは645万トン(同28.3%減)と前月から25万トン上方修正されたが、ウクライナの下方修正がこれを相殺した。
 この結果、期末在庫は、世界全体で1億2421万トン(同0.7%減)と前月から4万トン上方修正されたものの、前回予測に引き続き前年度比ではわずかな減少が見込まれている。
 なお、今回の予測値に関して、大豆の国際相場に影響を与える中国の輸入量に目を向けると、同日付で中国農業農村部が公表した26/27年度の同国の大豆輸入量9550万トンとUSDAの予測には、引き続き1950万トンの乖離がある。
【調査情報部 令和8年8月18日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
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