中国国家衛生計生委疾病予防控制局が3月までに公表した全国の月別法定伝染病概況によると、人に感染したH7N9型の鳥インフルエンザによる発病数は1月が192人、2月が160人、うち死亡したものは1月が79人、2月が61人と公表した。これらの合計は2016年および2015年の年間死亡数を大きく上回っており、政府は疾病まん延の防止のため、各地で生体家きん卸売市場の閉鎖や行政区をまたぐ家きんの移動禁止などの措置を実施した。 現地報道に見られる対策地域は浙江省臨安、江蘇省無錫、同省蘇州、福建省厦門などとなっている。