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観光牧場を核とした酪農振興を推進(中国)

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 中国農業部は、酪農振興を推進する取り組みの一環として、観光牧場を通じて消費者に牛乳乳製品の生産現場を実証展示し、産業への理解と乳製品の消費を促進するために、4月14日付けで「観光牧場を推奨する通知」(農弁牧[2017]21号)を公表した。
 これら観光牧場の基本コンセプトとしては、ヨーグルトやアイスクリームなどの乳製品の製造体験や搾乳体験などを娯楽の一環として提供するものであり、観光を通じて産業への理解と消費の喚起を図るとしている。 また併せて、代表的な観光牧場を政府が指定し、地域ごとに牛乳乳製品の普及啓発を行う拠点としての機能を担うこととし、まずは第1弾として以下の8場を公表した。
 指定牧場には、これをきっかけとして、不断の経営管理とインフラ改善に努め、生産・サービス水準を高めることで他の模範となり業界を先導する役割が求められている。

【第1回指定観光牧場公表リスト】
1.北京帰原乳荘
2.河北君楽宝乳業優致牧場
3.内蒙古子昂牧業乳牛主題公園(テーマパーク)
4.黒竜江飛鶴乳業観光牧場
5.鄭州昌明乳牛科普(科学普及)楽園
6.洛陽生生乳業農牧荘園
7.四川徳陽原野有机牧場
8.陜西農墾牧業華山牧場
【木田 秀一郎 平成29年5月11日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
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