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11月後半のサトウキビ処理量は、前年比9.9%の減少 (ブラジル)

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最終更新日:2013年12月13日

 ブラジルサトウキビ産業協会(UNICA)は12月10日、降雨による収穫の遅れから、主産地である中南部地域の2013年11月後半のサトウキビ処理量が、前年比9.9%減となったことを発表した。
 この結果、当該地域の11月後半までの砂糖生産量は、前年同期比21.6%減の140万トンと大幅に減少した。一方、エタノール生産量は、同1.4%増の11億リットルとなり、サトウキビのエタノール仕向け割合は、同6.4ポイント増の55.9%と過半を超えた。

 同国では、10月まで続いた降雨により、サトウキビの収穫は停滞し、回収糖分の低下など歩留まりへの影響も出ていた。11月に入り、天候が回復したことで、サトウキビの処理量は増加しているが、国際砂糖需給の緩和による砂糖価格の下落から、エタノールへの仕向け割合が増加傾向にある。
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【山ア 博之 平成25年12月13日発】
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