EU統計局、EU市民の野菜や果実の摂取頻度に関する調査結果を発表
最終更新日:2019年4月10日
欧州連合(EU)の統計局(Eurostat)は4月1日、EU市民の野菜および果実の摂取頻度に関する2017年の調査結果を発表した。
それによると、野菜については、23%の人が少なくとも1日2回摂取し、40%の人が1日1回、残りの36%は1日1回未満という結果になった。
また、果実については、27%の人が少なくとも1日2回摂取し、37%の人が1日1回、残りの36%は1日1回未満という結果になった。
また、1日1回以上摂取する割合についての加盟国別の調査結果では、野菜については、アイルランドとベルギーがいずれも84%と最も高く、次いでイタリア(80%)、ポルトガル(78%)の順となった。野菜に関しては、ほとんどの加盟国で50%から80%の人が1日1回以上摂取をしているが、最も低いハンガリーの30%をはじめとして50%を下回る加盟国が五つ(ハンガリー、ルーマニア、ラトビア、リトアニア、ブルガリア)ある。
果実については、イタリアの85%が最も高く、次いでポルトガル(81%)、スペイン(77%)となった。一方、ラトビア(35%)、ブルガリア(37%)、リトアニア(37%)の三つの加盟国は、40%未満という結果になっている。
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