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国内需給

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最終更新日:2010年5月14日

国内需給

2010年4月

調査情報部・特産調整部

1 国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2 輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2010年1月の甘しゃ分みつ糖の月別輸入動向は、前年同月比34%減、2万4911トン減少の4万9352トンであった。また、同月の平均輸入価格は、前年同月比で49%高、1万5094円上昇の1トン当たり4万6015円であった。

 
 
 
 
 一方、国別で見ると、1月はタイ1万2924トン(前月比△89%、△10万5349トン、前年同月比△77%、△4万2784トン)、豪州2万9972トン(前月比+375%、+2万1979トン、前年同月は実績無し)、フィリピン6456トン(前月および前年同月は実績無し)となっている。

 また、同月の平均輸入価格は、タイ4万円(前月比△4.1%、△1,701円、前年同月比+33.4%、+1万6円)、豪州4万7894円(前月比+38.8%、+1万3398円、前年同月は実績無し)、フィリピン4万9336円(前月および前年同月は実績無し)となっている。

 
 
 
 
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは中旬より好調〜
 
 2月は、初旬は長引く消費低迷の影響で低調であったが、1月下旬にはニューヨークの粗糖現物価格が約29年ぶりに30セント台の高値を付け、急激な原料高(1月平均値が前月の25.28セントから3.66セント高の28.94セント)となったことから、精製糖企業各社は2月下旬からの出荷分について、前年8月以来3回目の値上げとなる1キログラム当たり8円の値上げを同月中旬に表明して以降、仮需が発生したため荷動きが活発となり、精糖出荷量は大袋および小袋ともに前年同月比で10%以上上回ったもようである。
 
 2月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、11月に建値(出荷価格)を1キログラム当たり5円引き上げて以来、同174〜175円の水準で推移している。
 
 
 
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)
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