さとうきび生産者向け奨励品種及び日本のさとうきびを支える仕組み
最終更新日:2024年3月12日
さとうきびは、台風の常習地帯である鹿児島県南西諸島および沖縄県で安定的な生産を行うことができる基幹作物として長年栽培されており、生産者を含む島の人々の生活を支えるとともに島の経済に大きな影響を与えています。
また、さとうきびは、植えれば育つという作物ではなく、各島の自然環境や栽培条件に適した品種を選び基本的な栽培管理を行うことで、はじめてその本来の能力が発揮されます。
砂糖の価格調整制度は、海外から砂糖を輸入する輸入者(精製糖企業など)からお金(調整金といいます。)を集め、そのお金で国内のさとうきび生産者と甘しゃ糖製糖工場を支援しています。
生産者や製糖工場に支援するお金は、最終的に砂糖の価格に転嫁されます。つまり、消費者と生産者が支え合って、砂糖の制度が守られています。
このリーフレットがさとうきび栽培に取り組む生産者やさとうきび栽培に携わる方々のお役にたつことを願うとともに、さとうきびの安定的な生産向上が図られ、日本のさとうきびを支える仕組み(砂糖の価格調整制度)が一層周知されることを願っています。
最新の奨励品種は各県のホームページをご確認ください。
鹿児島県
沖縄県
品種ごとの情報をPDFで利用できます。
これまでの主な奨励品種の情報は以下のとおりです。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 特産業務部 (担当:特産原料課)
Tel:03-3583-8960