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砂糖の国内需給

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最終更新日:2010年6月3日

砂糖の国内需給

2010年6月

調査情報部

1. 国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2. 輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2010年3月の甘しゃ分みつ糖の月別輸入動向は、タイと南アフリカからの2カ国のみであり、前年同月比33.4%減、3万5007トン減少の6万9812トンであった。また、同月の平均輸入価格は、前年同月比で40.0%高、1万4419円上昇の1トン当たり5万429円であった。
 
 
 
 
 一方、国別で見ると、3月はタイ5万9761トン(前月比+63.9%、+2万3298トン、前年同月比+216.9%、+4万905トン)、南アフリカ1万51トン(前月比△49.7%、△9924トン、前年同月比+0.6%、+57トン)となっている。
 
 また、同月の平均輸入価格は、タイ5万570円(前月比+12.6%、+5668円、前年同月比+50.5%、+1万6971円)、南アフリカ4万9590円(前月比+0.1%、+59円、前年同月比+38.0%、+1万3664トン)となっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは低調〜
 
 4月の砂糖の荷動きは、前半は長引く不況による消費不振の影響から低調に推移し、出荷量についても業務用および家庭用とも低調の模様である。荷動きは下旬になると大型連休の需要増から活発であったが、需要のニーズは小口化傾向にあり、出荷量は伸び悩み状態で推移している。
 
 4月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、先月に建値(出荷価格)を1キログラム当たり6円引き上げて以来、同182〜183円の水準で推移している。
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)
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