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砂糖の国内需給

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最終更新日:2010年8月4日

砂糖の国内需給

2010年8月

調査情報部

1. 国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2. 輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2010年5月の甘しゃ糖・分みつ糖の月別輸入動向は、前月に引き続きタイと豪州からの2カ国のみであり、前年同月比35.0%減、2万2793トン減少の4万2371トンであった。また、同月の平均輸入価格は、前年同月比で77.5%高、2万5075円上昇の1トン当たり5万7433円であった。
 
 
 
 
 一方、国別で見ると、5月はタイが2万4387トン(前月比+0.3%、+76トン、前年同月比△57.4%、△3万2818トン)、豪州が1万7984トン(前月比△75.7%、△5万5951トン、前年同月実績なし)となっている。
 
 また、同月の国別輸入価格は、タイが5万4835円(前月比+18.5%、+8566円、前年同月比+69.4%、+2万2461円)、豪州が6万956円(前月比+21.1%、+1万615円、前年同月実績なし)となっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは大小袋とも小動き〜
 
 6月の砂糖の荷動きは、長引く消費低迷の影響で低調で先安観が払拭されない中、当用買いの姿勢が強く大小袋とも小動きであったが、精製糖企業各社は同月下旬からの出荷分について、精糖の出荷価格(建値)を全銘柄大小袋ともに1キログラム当たり6円の値下げを表明し、7月以降、荷動きが活発となるとみている。
 
 6月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、3月に建値(出荷価格)を1キログラム当たり6円引き上げて以来、同182〜183円の水準で推移している。
 
 
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)
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