生産量
EUは2006/07年度以降の砂糖制度改革による生産割当数量の削減に伴い減少、インドは2008/09年度の穀物価格高騰を背景に、さとうきびから穀物への作付転換が行われたことに伴い砂糖生産量が減少していたが、2010/11年度は砂糖価格高騰によるさとうきび作付面積の増加を受け生産量も大幅増加。一方、ブラジルは世界各国の需要の増加を反映し、世界砂糖生産に占めるシェアが25%へ拡大。
消費量
世界の砂糖の消費量は、人口の増加などにより、過去10年間において増加傾向で推移。中でも最大の消費国インドが、人口および所得の増加に伴い大幅に増加し、インドに次ぐ消費国である中国も、炭酸飲料、菓子など国内需要の拡大に伴い増加。