2010/11年度の砂糖消費量は前年度並みの180万トン(粗糖換算)と予測されることから、輸出量は50万トン(粗糖換算、前年度比37.5%減)と大幅に減少するとみられる。この大幅な減少は、減産に加え、前年度においては国際砂糖価格の高騰を受け、多くの業者が在庫を取り崩して輸出を行った反動ともみられる。
2010年7月における粗糖・白糖輸出量は、前年同月比17.3%増の8万8000トンとなり、主要輸出先は日本、モザンビーク、ジンバブエであった。
資料:LMC “Monthly Sugar Report, October 2010”