1. 主要国・地域の砂糖需給 (2005/06⇒2010/11年度)
最終更新日:2011年4月8日
1. 主要国・地域の砂糖需給 (2005/06⇒2010/11年度)
2011年4月
LMC 2011年3月5日現在の推計によると、2009/10年度(2009年10月〜2010年9月)における世界の砂糖生産量は1億6010万トン(粗糖換算、前年度比6.6%増)、砂糖消費量は1億6230万トン(粗糖換算、同2.1%増)と消費が生産を上回った。
2010/11年度における世界の砂糖需給は、当初、前年度の砂糖価格高騰を受け、大幅な供給過剰が予測されていた。しかしながら、2大生産国であるブラジル、インドをはじめ、異常気象の影響により各国の生産予測が下方修正された。このため、2010/11年度における世界の砂糖生産量は1億6460万トン(粗糖換算、前年度比2.8%増)と前年度を上回るものの、前回予測(2011年2月10日)から下方修正された。一方、砂糖消費量は1億6510万トン(粗糖換算、同1.7%増)と見込まれることから、世界の砂糖需給は、当初の供給過剰予測から一転し、50万トンの供給不足が生じるとみられる。
この結果、2010/11年度の期末在庫率(在庫量/消費量×100)は、前年度の推定値28.9%から1.7ポイント減少し、27.2%と見込まれる。
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