砂糖の国内需給
最終更新日:2011年8月9日
砂糖の国内需給
2011年8月
1.国内の需給構造
2.輸入動向
財務省「貿易統計」によると、2011年5月の甘しゃ糖・分みつ糖の輸入数量は、前年同月比166.6%増、7万593トン上昇の11万2964トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比で4.2%高、2442円上昇のトン当たり5万9924円であった。
一方、同月の国別輸入量を見てみると、タイが9万6971トン(前月比△37.7%、△5万8657トン、前年同月比+297.6%、+7万2584トン)、豪州が1万5993トン(前月比+45.4%、+4996トン、前年同月比△11.1%、△1991トン)となっている。
また、同月の国別輸入価格は、タイが5万7765円(前月比△8.8%、△5607円、前年同月比+5.2%、+2845円)、豪州が7万3011円(前月比+5.7%、+3957円、前年同月比+19.8%、+1万2055円)となっている。
3.市場の動き
〜荷動きは低調〜
6月の砂糖の荷動きおよび販売動向は、景気悪化に伴う消費低迷に加え、東日本大震災等による消費の落ち込みを受け、先月に引き続き低調であった。
6月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、精糖各社が前年12月に建値(出荷価格)を1キログラム当たり7円引き上げて以来、同189〜190円の水準で推移した。
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