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砂糖の国内需給

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最終更新日:2012年2月10日

砂糖の国内需給

2012年2月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2011年11月の甘しゃ糖・分みつ糖の輸入数量は、前年同月比+34.7%増、4万0347トン増加の15万6767トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比で2.0%安、1229円下落のトン当たり6万52円であった。
 
 
 
 
 同月の国別輸入量を見てみると、タイが5万8681トン(前月比+9.2%、+4922トン、前年同月比+72.6%、+2万4687トン)、豪州が3万1423トン(前月比△35.2%、△1万7077トン、前年同月比△61.9%、△5万1003トン)、フィリピンが3万6682トン(前月比+135.3%、+2万1094トン、前年同月実績なし)、また、南アフリカから2010年10月以来となる2万9981トンが輸入された。

 一方、同月の国別輸入価格は、タイが5万7588円(前月比+1.0%、+553円、前年同月比+5.7%、+3107円)、豪州が6万1237円(前月比△0.4%、△262円、前年同月比△4.4%、△2848円)、フィリピンが5万5875円(前月比△2.4%、△1363円、前年同月実績なし)、南アフリカが6万8744円となっている。
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは前月に引き続き前年水準を下回る〜

 12月の砂糖の荷動きは、消費者の節約志向に伴う消費低迷の影響を受け低調に推移し年末にかけて需要が一時回復したものの、結果的に同月中の精糖出荷量は前月に引き続き前年水準を下回った。

 12月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、精糖各社が10月上旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり5円引き上げて以来、同190〜191円の水準で推移した。
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グル―プ)
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