砂糖の国内需給
最終更新日:2012年3月9日
砂糖の国内需給
2012年3月
1.国内の需給構造
2.輸入動向
財務省「貿易統計」によると、2011年12月の甘しゃ糖・分みつ糖の輸入数量は、前年同月比+3.5%増、4053トン増加の12万199トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比で8.1%安、4802円下落のトン当たり5万4682円であった。
同月の国別輸入量を見てみると、タイが1万7901トン(前月比△69.5%、△4万780トン、前年同月比+30.1%、+4141トン)、豪州が7万2972トン(前月比+132.2%、+4万1549トン、前年同月比+93.5%、+3万5262トン)、フィリピンが2万9326トン(前月比△20.1%、△7356トン、前年同月実績なし)となっている。
一方、同月の国別輸入価格は、タイが5万7269円(前月比△0.6%、△319円、前年同月比△13.8%、△9134円)、豪州が5万5623円(前月比△9.2%、△5614円、前年同月比△16.5%、△1万964円)、フィリピンが5万760円(前月比△9.2%、△5115円、前年同月実績なし)となっている。
3.市場の動き
〜荷動きは前月に引き続き前年水準を下回る〜
1月の砂糖の荷動きは、国内市況の先安観から大小袋とも小動きであった。
1月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が同月下旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり5円引き下げたことに伴い、同185〜186円の水準となった。
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