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砂糖の国内需給

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最終更新日:2012年5月10日

砂糖の国内需給

2012年5月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2012年2月の甘しゃ糖・分みつ糖の輸入数量は、前年同月比+4.1%増、2678トン増加の6万7957トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比26.0%安、1万7278円下落のトン当たり4万9172円であった。
 
 
 
 
 同月の国別輸入量を見てみると、タイが4万9949トン(前月比+25.0%、+9999トン、前年同月比△23.1%、△1万5031トン)、豪州が1万1999トン(前月比△66.7%、△2万3983トン、前年同月実績なし)、フィリピンが6009トン(前月比△67.9%、△1万2692トン、前年同月実績なし)となっている。

 一方、同月の国別輸入価格は、タイが4万8804円(前月比△0.1%、△66円、前年同月比△26.6%、△1万7693円)、豪州が4万5781円(前月比△12.5%、△6519円、前年同月実績なし)、フィリピンが5万9003円(前月比+18.1%、+9042円、前年同月実績なし)となっている。
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは依然低調〜

 3月の砂糖の荷動きは、消費低迷の影響を受け全般的に低調であった。3月の精糖出荷量は、業務用の大袋が3カ月連続で前年を上回ったものの、小袋が大幅に減少したことにより、砂糖全体では小幅ながら前年水準を下回る結果となった。

 3月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が1月下旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり5円引き下げて以来、同185〜186円の水準で推移した。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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