砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖・異性化糖の国内需給 > 砂糖の国内需給

砂糖の国内需給

印刷ページ

最終更新日:2012年6月11日

砂糖の国内需給

2012年6月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2012年3月の甘しゃ糖・分みつ糖の輸入数量は、前年同月比+17.3%増、1万6161トン増加の10万9331トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比23.5%安、1万5416円下落のトン当たり5万264円であった。
 
 
 
 
 同月の国別輸入量を見てみると、タイが8万3342トン(前月比+66.9%、+3万3393トン、前年同月比△9.8%、△9028トン)、豪州が2万5989トン(前月比+116.6%、+1万3990トン、前年同月比+3148.6%、+2万5189トン)となっている。

 一方、同月の国別輸入価格は、タイが5万514円(前月比+2.7%、+1345円、前年同月比△23.1%、△1万5176円)、豪州が4万9462円(前月比△23.3%、△1万5042円、前年同月比+8.0%、+3681円)となっている。
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは小動き〜

 4月の砂糖の荷動きは、低調であった前月から若干持ち直し大小袋とも小動きであった。4月の精糖出荷量は、前月比で業務用の大袋は下回ったものの、小袋が大幅に増加したことにより、砂糖全体では小幅ながら上回る結果となった。

 4月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が1月下旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり5円引き下げて以来、同185〜186円の水準で推移した。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713