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砂糖の国内需給

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最終更新日:2012年8月10日

砂糖の国内需給

2012年8月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2012年5月の甘しゃ糖・分蜜糖の輸入数量は、前年同月比+47.8%増、5万4051トン増加の16万7015トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比17.5%安、1万494円下落のトン当たり4万9430円であった。
 
 
 
 
 同月の国別輸入量を見てみると、タイが11万9069トン(前月比+16.2%、+1万6606トン、前年同月比+22.8%、+2万2098トン)、豪州が2万5996トン(前月実績なし、前年同月比+62.5%、+1万3トン)、グアテマラが2万1950トン(前月及び前年同月実績なし)となっている。

 一方、同月の国別輸入価格は、タイが4万9837円(前月比△4.8%、△2498円、前年同月比△13.7%、△7928円)、豪州が4万4353円(前月実績なし、前年同月比△39.3%、△2万8658円)、グアテマラが5万3235円(前月及び前年同月実績なし)となっている。
 
 

3.市場の動き

〜糖種によりバラつきが見られた〜

 6月の砂糖の荷動きは、海外相場の下落により国内砂糖市況の先安観から様子見ムードが広がり、大小袋とも小動きであった。6月の精糖出荷量は、小袋が前年水準を若干上回ったものの、大袋は同水準を下回り、全体としては、3カ月ぶりに減少する結果となった。  6月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が1月下旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり5円引き下げて以来、同185〜186円の水準で推移した。
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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