札幌事務所 坂上大樹
2月、大空町、池田町、士別町、洞爺湖町の会場にて、てん菜生産者、糖業および市町村関係者などを対象とした「高品質てん菜づくり講習会」が開催され、4会場で延べ約800人が参加した。本講習会は、一般社団法人北海道てん菜協会が主催し、高品質で安定したてん菜生産を目指し、一層の栽培技術向上に寄与することを目的として毎年2月に開催されているものである。昨年に引き続き、当事務所では、砂糖の価格調整制度の周知を図るため、同協会の協力を得て、価格調整制度の理解を促進するために当機構で作成したクリアフォルダを参加者に配布した。
本稿では、2月13日(木)に開催された洞爺湖町での講習会の概要を報告する。
開会に当たり、一般社団法人北海道てん菜協会の丹下専務理事は、「県や関係機関と緊密に連携しながら、てん菜の生産拡大に向けた活動に対する支援に一層努める」と述べ、今後の活動への理解と協力を求めた。次いで、長年にわたり原料てん菜立ち会い業務に従事し、特に功績の優れた方に対する表彰が行われ、丹下専務理事から表彰状および記念品が贈呈された。