札幌事務所 坂上大樹
当事務所は、平成26年7月31日(木)、8月1日(金)の2日間、農林水産省北海道農政事務所(札幌市)が主催した「わくわく夏休み子ども見学デー」の会場内において、子どもたちやその保護者の方々に砂糖の価格調整制度の役割や必要性、砂糖の特性などについて学んでもらおうと、「砂糖のひみつ」と題した体験型イベント(以下「ミニ講座」)を実施した。
わくわく夏休み子ども見学デーは、子どもたちに多岐にわたる農・林・水産業の取り組みを紹介するとともに、さまざまな体験を通じて食と農林水産業の役割や国の施策について楽しみながら学んでもらうことを目的に開催されている。
今回で3回目となる本見学デーは、子どもとその保護者合わせて478名の来場者があった。会場では、当事務所のミニ講座の他、もみすり精米体験、等身大の牛の模型を使った乳しぼり体験、食品表示Gメンの仮想体験などができるイベントが行われた。2日間ともに、最高気温が30度を超える厳しい暑さとなったが、来場した子どもたちはそんな暑さを吹き飛ばすように元気いっぱい楽しんでいた。
ミニ講座の会場内には、砂糖・てん菜に関するパネルを展示し、価格調整制度を分かりやすく解説したパンフレットなどを配布した他、子どもたちが砂糖の匂いを嗅いだり触れたりできるようさまざまな砂糖のサンプルを展示した。さらに、実物大のてん菜の模型を持ち込んで、その大きさや重さを感じてもらった。てん菜の産地である北海道でもてん菜を初めて見る子どもがほとんどで、その大きさに驚いた様子だった。