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地域だより

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最終更新日:2015年5月26日

平成27年度地域情報交換会(情報収集提供業務に関する意見交換)の開催(那覇事務所)

2015年5月

那覇事務所 井 悠輔

 当事務所は、平成27年5月11日(月)に那覇市内で、当機構の平成27年度の情報収集提供業務の方向性について関係者に説明するとともに、管内における情報ニーズについて関係者から広く意見を聴くため、地域情報交換会を開催した。

 今回の会議には、生産者団体、甘しゃ糖製造事業者・団体、学識者、行政機関など40余名が参加した。

 はじめに当事務所の天野所長があいさつし、引き続き、調査情報部の橋総括調整役から同部の業務内容、平成27年度の情報収集提供業務の重点テーマ、メールマガジンの登録案内などの説明を行った。

 当事務所からは、沖縄県内における平成26年度の情報収集提供業務の実績の報告と平成27年度における同業務の実施予定などの説明を行った。
 
 その後、出席者と平成27年度情報収集提供業務の砂糖分野の重点テーマである「甘味資源作物生産の安定化に資する情報」を中心に意見交換を行った。出席者からは各島の現状を基に、さとうきび生産の安定化のためには、土づくりといった生産基盤の強化や単収向上のための技術の浸透、また、生産法人など組織作りの強化の必要性などさまざまな意見が出され、それに関して活発な議論が行われた。
 
 続いて、公益社団法人沖縄県糖業振興協会伊志嶺事務局長からさとうきび増産基金事業に関する情報提供が行われた。今年度の基金は、セーフティネット基金であり、台風など自然災害が発生し、生産の減少が見込まれる際の対策に使われる。今回の説明会では、基金事業が行われる要件などについて説明がなされた。
 
 最後に当機構から、今回の会議における意見・要望を踏まえ、情報収集提供業務を行うこととし、現地の関係者のニーズに沿った情報を取材し情報提供を行うに当たり、関係者の皆さまのさらなるご協力をお願いするとして、終了した。

  今回の会議を通し、沖縄県におけるさとうきび栽培に関する課題など関係者の意識の共有を図ることができた。今後、今回の会議を生かし、より有益な情報の提供ができるよう努めてまいりたい。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713