地域だより
最終更新日:2016年1月25日
平成27年度農林水産省九州農政局「消費者の部屋」への出展
2016年1月
農林水産省九州農政局(熊本県熊本市)では、食料・農業・農村に関する施策の情報提供や普及・啓発を行う取り組みの一環として、消費者とのコミュニケーションの場である「消費者の部屋」を設置しており、期間ごとにテーマを設けて展示を行っている。
当事務所では、九州農政局の協力の下、平成27年12月7〜25日までの間、「消費者の部屋」において「太陽と大地の恵み〜砂糖・でん粉」と題した出展を行ったので、その様子を紹介する。
「消費者の部屋」では開催期間中を通じ、砂糖・でん粉の価格調整制度の重要性や、砂糖やかんしょでん粉の製造工程、鹿児島県内のでん粉原料用かんしょ専業農家の経営内容などを紹介したパネルを展示した他、鹿児島県で生産されている「シロユタカ」「ダイチノユメ」「こなみずき」などのでん粉原料用かんしょの現物、かんしょでん粉を使用した菓子(せんべい、ふくれ菓子)や春雨などの食品、さまざまな種類の砂糖の見本なども併せて展示し、来場者はそれぞれ興味深く眺めていた。
また、12月14日には、こなみずきでん粉を使用したごま豆腐の試食を行い、延べ100人以上の来場者に、実際にこなみずきでん粉を使用した製品を味わっていただいた。
来場者からは、「ごま豆腐の食感がなめらかでおいしかった」「パネルの展示内容が分かりやすく理解が深まった」「今後、砂糖およびかんしょでん粉の使用を増やしてみたい」などのご意見をいただき、砂糖、でん粉が身近に使用されていることや価格調整制度の周知の機会を得られるなど有意義な出展となった。
当事務所では、引き続き関係機関との連携を図り、消費者に対する砂糖・でん粉の価格調整制度および正しい理解の周知に努めてまいりたい。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713