第2回 知名町収穫祭の開催
最終更新日:2016年6月30日
2016年6月
5月29日(日)、鹿児島県の奄美諸島のひとつである沖永良部島の知名町において、第2回知名町収穫祭が開催されました。知名町収穫祭は、知名町における農業、商工業、水産業の収穫や実りなどに感謝すると共に、新たな年が実りある1年となることを願い、知名町、あまみ農業協同組合知名事業本部、知名町商工会、沖永良部島漁業協同組合の共催で、昨年から始まりました。
知名町収穫祭は、式典と収穫祭との二部構成で行われ、式典の冒頭は、収穫の恵みに感謝し今年の豊作、豊漁を願う豊穣祈願が執り行われました。
平安正盛知名町長の開会挨拶に続き、当機構宮坂亘理事長から公益社団法人鹿児島県糖業振興協会主催のさとうきび生産改善共励会 農家の部優秀賞(農畜産業振興機構理事長賞)を受賞した知名町のさとうきび生産者池幸次郎氏に、表彰状を授与しました。
池氏は、池さとうきび生産組合の組合長としてハーベスタ収穫作業の受託、あまみ農協知名地区さとうきび部会支部長としての地域営農指導など、さとうきびの生産振興に意欲的に取り組んでいることが評価され、今回の受賞となりました。
池幸次郎氏への機構理事長賞授与
授賞式後の来賓祝辞では、宮坂理事長から「当機構は、さとうきびなどの甘味資源作物や砂糖、かんしょなどのでん粉原料用いもやでん粉、牛豚などの畜産、あるいは野菜など、国内産農畜産物の生産者の皆様への経営安定対策や、需給調整・価格安定対策などの業務を行っています。さとうきびについては、あらためて申し上げるまでもなく、南西諸島に欠くことのできない基幹作物であり、地元の工場で製糖されている砂糖の原料として地域経済を支える重要な役割を担っております。当機構としては、各地域において引き続きさとうきびの生産が安定的に行われるよう、交付金交付業務の適正な運用に努力してまいりたい。」と挨拶いたしました。
挨拶する宮坂理事長
式典の最後には農業部門、商工部門、水産部門から島内の概況報告が行われ、続く収穫祭ではマグロ解体ショーや沖永良部高校エイサー部の演舞などが行われ、会場はおおいに盛り上がりました。
会場には地域産業の現況を紹介するパネル展示が行われ、当機構からも砂糖の国内生産状況などを紹介するパネルを展示いたしました。
パネル展示の様子
当機構は、今後とも地域の農畜産業の発展に貢献してまいりたいと考えております。
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