第32回 与論町産業まつりの開催(さとうきび生産改善共励会 表彰式)
最終更新日:2017年1月25日
2017年1月
平成28年12月11日(日)、鹿児島県奄美諸島のひとつである与論島において、第32回与論町産業まつりが開催された。同イベントは、与論町における農産物、海産物、機械器具などを展示し、地域活性化を図ることを目的として、年1回開催されている。
山元宗町長の開会挨拶に続き、当機構近藤康子副理事長から、公益社団法人鹿児島県糖業振興協会主催のさとうきび生産改善共励会 農家の部優秀賞(農畜産業振興機構理事長賞)を受賞した与論町のさとうきび生産者野本勝彦氏に、表彰状が授与された。
野本氏は、(1)さとうきびの単収向上に向けて、夏植え新植前の堆肥施用や緑肥生産、さといもとの輪作体系に取り組むとともに、簡易畑かん施設を利用して、さとうきびやさといもへのかん水を積極的に実施していること。(2)平成26年度〜27年度までJAあまみ与論地区さとうきび部会副会長(茶花支部長)として活動し、与論町のさとうきび生産振興に尽力していることなどが評価され、今回の受賞となった。
授賞式後の来賓祝辞では、近藤副理事長は「当機構は、国内産農畜産物の生産者の皆様への経営安定対策や、需給調整・価格安定対策などの業務を行っています。さとうきびは、あらためて申し上げるまでもなく、南西諸島に欠くことのできない基幹作物であり、地元の工場で製糖されている砂糖の原料として地域経済を支える重要な役割を担っております。当機構としては、各地域において引き続きさとうきびの生産が安定的に行われるよう、交付金交付業務の適正な運用に努力してまいりたい」と祝辞を述べた。
その後、奄美群島糖業振興会主催のさとうきび優秀農家表彰式が行われ、単収の部、品質の部、それぞれの優秀農家が表彰された。
会場は、与論島の特産品(ウコン・ドラゴンフルーツ・黒糖・植木・魚介類など)の販売ブースが並び、フラダンスや児童たちによる島踊りも披露され、大勢の来場客で賑わった。
当機構は、今後とも地域の農畜産業の発展に貢献したいと考えております。
野本勝彦氏への機構理事長賞授与
挨拶する近藤副理事長
与論島産業まつりの様子
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