また、当機構の取り組みについて、以下の意見が寄せられた。
- 昨年10月に鹿児島市内で開催された食育フェスタへの参画については、砂糖及びでん粉の価格調整制度説明のパネル展示や関係機関による試食から販売までを一貫して行ったため、消費者に対してかんしょでん粉を周知する良い機会であった。
- 鹿児島純心女子大学にて管理栄養士を目指す学生たちにかんしょでん粉を知ってもらうために開催している出前講座については、1校にとどめず、他校にも広めていってほしい。
さらに、昨年度に要望として挙げられた海外情報の提供として、当機構調査情報部2名(山下、根岸)から「主要国のでん粉をめぐるトピックス〜中国のトウモロコシ政策の変更とタイのタピオカでん粉の輸出動向〜」および「世界各国の糖類を含む飲料への課税をめぐる動き」というテーマで講演を行った。
最後に、当事務所石井所長から、平成29年度は、本交換会で頂いた貴重な意見などを踏まえ、関係者のニーズに沿った情報提供に努めるとともに、消費者に対する砂糖及びでん粉の価格調整制度の周知・浸透の取り組みを積極的に実施するため、引き続きの協力をお願いして閉会した。