鹿児島事務所 石井 稔
平成29年11月12日(日)、鹿児島県奄美群島の徳之島において、第5回徳之島町食と農林漁業の祭典が開催された。このイベントは、徳之島町農林漁業者の経営意欲の高揚と農林漁業者相互の親睦と連携感を深め、体質の強い農業経営の確立を基礎にした自主自立の活力に満ちた潤いのある村づくりに資することを目的として、年1回開催されている。
当日は、徳之島町長の高岡秀規氏の開会挨拶に続き、当機構近藤康子副理事長が来賓の祝辞を行った。祝辞では、まず初めに、本年の様々な自然災害により被害を受けられた生産者、関係者にお見舞いを申し上げた後、「当機構は、国内産農畜産物の生産者の皆様への経営安定対策や需給調整・価格安定対策などの業務を行っています。あらためて申し上げるまでもなく、サトウキビは、南西諸島に欠くことのできない基幹作物であり、地元の工場で製糖されている砂糖の原料として地域経済を支える重要な役割を担っております。」と価格安定制度の必要性を述べた。