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第7回かごしま食育フェスタへの出展について

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最終更新日:2022年12月7日

                                            鹿児島事務所 山北 淳一
 
 11月23日(水・祝)、鹿児島市の天文館ぴらもーる及び天文館本通りにおいて、「第7回かごしま食育フェスタ」(主催:鹿児島市、協力:鹿児島市食育推進ネットワーク、天神おつきや商店街振興組合、天文館本通商店街振興組合)が開催された。同フェスタは、食に関する学習や体験活動を通じて、市民の食に対する関心を高め、家庭や地域、学校等が連携して食育を推進することを目的としており、平成27年から開催されている。7回目となる今回は、新型コロナウィルス感染拡大の影響からの復活となる2年ぶりの開催となった。
 開催場所がメイン通りとなる天文館本通り等という事もあり、約1千人の来場があった。
 会場では、官民30団体の出展者による展示・販売が行われたほか、ハンバーガーやランチョンマット作り体験、食に関するクイズラリーなどが実施され、親子連れのほか、観光で天文館を訪れていた県外の方も来場していた。
 鹿児島事務所は、「砂糖とでん粉を正しく知ろう」をテーマに、砂糖・でん粉の価格調整制度の仕組みや製造工程、でん粉の様々な用途に関するパネルの展示、パンフレットの配布を行った。
 砂糖に関する展示では、「砂糖の結晶自体の色は何色でしょうか?」(答え:透明)というクイズを出題したことから、来場者は展示パネルを興味深く見ながらクイズの回答を探していた。併せて、上白糖や三温糖など、砂糖の種類ごとの特徴の違いが分かるようにサンプル品を展示し、それぞれの砂糖に合う使い方の説明を行った。
 でん粉に関する展示では、春雨やえびせんなど、かんしょでん粉を利用した食品の展示を行い、でん粉製品を身近に感じてもらえたほか、4種類(かんしょ、ばれいしょ、タピオカ、とうもろこし)の原料から作られたでん粉を基に作ったゲルを触る体感コーナーも設置し、それぞれの特徴の説明を行った。
 来場者からは、「砂糖は白いものと思っていたが、透明だと初めて知った。展示を見て勉強になった。」、「価格調整制度は初めて知ったが、大切な仕組みであると感じた。」という意見のほか、「砂糖の特徴を知ったので、色々な種類の砂糖をそろえておきたい。」「かんしょでん粉を買ってみたい。」と言った感想も頂いた。
 当事務所では、砂糖・でん粉の価格調整制度の安定的な運営に資するよう、関係機関と連携しながら、引き続き価格調整制度の周知・浸透に向けた取組みを行ってまいりたいと思います。
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農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:鹿児島事務所)
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