ホーム >  消費者コーナー >  広報誌 >  今月のやさい:メロン

alicだより

今月のやさい:メロン

X
印刷ページ
最終更新日:2024年7月5日
広報webマガジン「alic」2024年7月号
メロン
<マクワウリ>
 5月から7月が出荷の最盛期を迎える「メロン」、今がまさに“旬”の野菜です。
 メロンは、日本でも古くから栽培されてきたマクワウリに代表される東洋系と、ヨーロッパで改良されてきた西洋系とに大別されます。
 現在出回っているメロンの大半は西洋系ですが、これは、かつて高級品としてなかなか手にすることが難しかった西洋系メロンが、昭和30年代後半に西洋種と東洋種を交配して作られた「プリンスメロン」が登場したことで身近なものとなり、一般家庭でも広く食べられるようになりました。その後、「アンデスメロン」や「ホームランメロン」など、多彩な品種が出回るようになりました。
 また、メロンは、外皮に網目模様の入ったネット系メロン、入らないノーネット系メロンで分けられますが、ネットは、外皮がひび割れることで出来ます。このひび割れをきれいに入れるためには、水分の管理が非常に重要となります。特に贈答用の高級メロンとして静岡県のガラス温室で育てられる「アールスメロン」(その香りが麝香(じゃこう)(Musuku:ムスク)と似ていることから「マスクメロン」とも呼ばれます。)は、 1つの苗から1つの実しかとらない栽培方法で、糖度も外観もよくするために、水・温度の管理を徹底して行い、熟練の技術によって生産されています。
本物メロンのかき氷シロップ
 これから手にすることも多くなるメロンですが、メロンは追熟によって甘味が増えていきますので、購入したら冷蔵庫ではなく、常温で保存し、食べる前に冷蔵庫に入れて、冷やしてから食べると美味しくいただけます!

〇本物メロンのかき氷シロップのレシピはこちらから

 ※メロンの世界をもっと知りたい方はこちらへ
   →(野菜情報2024年7月号 今月の野菜「メロン」
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196