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【PEPORT】世界8カ国のアメ・ガム・グミを食べる頻度とその理由

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最終更新日:2024年8月5日
広報webマガジン「alic」2024年8月号
 近年は、健康に対する消費者の関心が高まっています。また、食に対する消費志向も変容しつつあるため、砂糖を使った代表的な菓子であるアメ、ガム、グミについて、世界8カ国の一般消費者を対象(注)に消費動向と購買志向を調査しました。今回は、この調査結果からそれらを食べる頻度と理由を紹介します。

(注)調査対象は、日本、豪州、ブラジル、中国、フランス、インド、インドネシアおよび米国の8カ国の18歳以上の男女(各国970名)に対して、2022年2〜3月にインターネットアンケート調査を実施。

1 アメ・ガム・グミを食べる頻度

 8カ国全体の食べる頻度について、アメについては、「ほぼ毎日」とする回答が1割強、「週に1〜2回」以上食べるとする回答は5割弱を占めました(図1−1)。一方、ガムやグミについては、アメに比べて低い結果となりました(図1−2、1−3)。また、「全く食べない」とした回答は、アメで1割強、ガムやグミで3割強となりました。
 国別に見ると、8カ国ともに「ほぼ毎日」とした回答では差が少ないですが、「週に1〜2回」以上食べるとする回答は、中国やインド、インドネシア、米国で比較的高い結果となりました。特に、中国は他の7カ国と異なり、アメでは7割強、ガムでは5割強が「週に1〜2回」以上食べると回答しました。日本は、8カ国全体の中で食べる頻度が低く、特に、ガムやグミでは4割強が「全く食べない」と回答しました。
図1-1
図1-2
図1-3

2 アメ・ガム・グミを食べる理由

 最も多い理由としては8カ国全体で、アメは「アメが好きなため」が回答全体の6割弱、ガムは「口臭対策のため」が同4割強、グミは「グミが好きなため」が同6割弱となりました(図2−1、2−2、2−3)。また、すべての品目で「ストレス緩和のため」「口が寂しいため」の回答も多くなっています。
 国別では、アジア地域でグミの「コラーゲンを補給するため」の回答が多くなりました。日本は、アメが8カ国の中で唯一「アメが好きだから」の回答が上位3位以内に入らず「のどをケアするため」の回答が6割弱と突出するなど、他の7カ国と大きく異なりました。また、ガムについては「眠気覚ましのため」、グミは「小腹を満たすため」の回答が多くなりました。
図2-1
図2-2
図2-3
 このように、アメ、ガム、グミを食べる頻度も理由も、お国柄があることが分かります。
 より詳細な調査報告は、こちらをご覧ください。
(調査情報部)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196