最終更新日:2024年9月5日
広報webマガジン「alic」2024年9月号
毎日暑い日が続きますね。夏バテ、熱中症は大丈夫でしょうか。
今が“旬”のきゅうりは、成分のうち水分が95%、また、幅広くミネラルを含んでおり、特にカリウムは、むくみ、利尿作用、そして、高血圧の抑制効果に期待ができます。
暑いこの夏に、よく冷やしたきゅうりを食べてみてはいかがでしょうか。
きゅうりは、
単為結果性といい、受粉をしなくても実をつける野菜です。きゅうりを縦に切ると、小さな種がありますが、食べても気にならないほど小さく柔らかいのは、受粉をしていないためです。
きゅうりの成長は早く、特に夏場は、1日で数センチも伸びます。そのため、袋に入る大きさで収穫するために、生産者の方は、朝と夕方の2回収穫することもあります。
また、収穫の際に、極力、実に触らないことが、痛みを出さないコツです。生産者の方は傷をつけないよう丁寧に収穫作業をしていきます。
<収穫の様子はこちらから見れます。
野菜ブック「きゅうりが届くまで」(Youtube)>
また、きゅうりには、「黒いぼきゅうり」と「白いぼきゅうり」の2種類があります。「白いぼきゅうり」のほうが鮮やかな緑色となるため、生食用として好まれ、現在流通している大半のきゅうりは「白いぼきゅうり」です。しかし、日本に最初に伝来したのは、「黒いぼきゅうり」です。そのため、在来品種には「黒いぼきゅうり」も残っており、現在も地元の味として栽培されています。
ぜひ、産地直売所に行った時に、その地域ならではのきゅうりや「黒いぼきゅうり」など希少な野菜を探してみてください!
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196