alicだより
【鹿児島事務所から】令和7年度さとうきび・甘蔗糖関係検討会を開催しました
alicは、令和7年11月6日、徳之島町文化会館(鹿児島県徳之島町)にて「さとうきび・
甘蔗糖関係検討会」(以下「検討会」という。)を開催しました。
この検討会は、鹿児島・沖縄両県のサトウキビ生産・糖業関係者が一堂に会し、サトウキビおよび甘蔗糖をめぐる最近の話題や情報を共有するとともに、それぞれの現場で抱える諸課題に対する取り組みについて検討していくことを目的に、毎年度開催しており、今年度は鹿児島・沖縄両県の生産者、農業協同組合、製糖業者、行政関係者、学識経験者など170名の方々にご参加いただきました。
(写真1)主催挨拶をするalic天羽理事長
今回の検討会では、「さとうきび・甘蔗糖生産の拡大に向けた創意工夫」をテーマとして、サトウキビ・甘蔗糖生産の拡大に向けた栽培技術、作業の合理化・省力化および労働生産性の向上などについて7名の専門家や生産者の方々から、ご講演をいただきました。
まず、基調講演として、沖縄農業技術開発株式会社 土壌医 宮丸直子先生から「サトウキビ安定多収の土づくり〜元気な畑で元気なキビ!〜」と題したテーマで発表いただきました。サトウキビの単収増加のカギは作土深と土壌内の可給態窒素量であり、可給態窒素を増やすためには緑肥や糖蜜の活用が有効だと分かりやすく解説いただき、参加者からは大変参考になったと好評を博しました。
(写真2)宮丸直子先生による基調講演
生産者からは、鹿児島・沖縄両県の取り組み事例として、規模拡大に伴う単収向上と省力化を目指した取り組みや、高単収を目指すための春植え時の植え付け・栽培管理についての報告に続き、サトウキビ深植え栽培機械化体系の紹介や、オーガニック吸水性ポリマーによる持続可能な農業に関するご報告をいただきました。このほか、研究機関による「茎数型サトウキビ品種の活用の手引き」の紹介、そしてalic調査情報部からは主要国のサトウキビ生産を中心に砂糖の国際需給に関する情報提供をさせていただきました。
来年度は沖縄県で開催する予定です。alicでは引き続き本検討会の充実を図り、関係者と一体となってサトウキビ・甘蔗糖生産に寄与してまいります。
(写真3)会場の様子
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