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最終更新日:2026年9月7日
広報webマガジン「alic」2026年9月号

今月の表紙

<お月見だんご>
 9月は豊穣を祝う「中秋の名月」の月ですね。澄んだ夜空に浮かぶ月は、季節の節目を知らせる存在として親しまれ、静かに自然の恵みを感じる時間をもたらしてくれます。

 また、9月は夏の名残と秋の気配が入り混じる季節で、朝晩の気温差が大きくなるほか、台風や秋雨前線の影響で気圧の変化も多い時期です。こうした環境の変化は自律神経に負担がかかり、体調を崩しやすく、疲れが出やすい要因となります。

 秋に旬を迎える食材には、根菜や芋類など、腸内環境を整えるのに役立つものが多く、乱れがちな身体のリズムを整える助けになります。新学期や下半期のスタートを迎えるこの時期、季節の恵みを取り入れながら、心身を穏やかに整えていきましょう。

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 今月号の「寄稿」では、食品の保存技術に新たな可能性をもたらすZEROCOについて紹介しました。

 ZEROCOは、冷凍や添加物に頼らず、食材本来の鮮度を長期間保つことを可能にする技術です。記事では、果物や野菜、魚介類、生花など、さまざまな品目で貯蔵期間が従来よりも延びる実証結果が示されていました。例えば、いちごの貯蔵期間は7〜10日程度(注)ですが、ZEROCOで貯蔵すると1〜3カ月間まで新鮮さを長持ちさせることが可能です。生産者にとっては出荷の自由度が高まり、消費者にとってはより新鮮な食材を手に取れる機会が増える。そんな未来を感じさせる内容でした。

 普段何気なく手に取る食品の裏側で、鮮度を守り、品質を支える多くの人と技術があります。食卓に届くまでの道のりに、少しだけ目を向けていただくと「食」の価値を改めて感じられるかもしれません。

(注)出典:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構「青果物の最適貯蔵条件」

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