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「子ども見学デー」(内閣府沖縄総合事務局 主催)の開催について

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最終更新日:2017年8月24日

平成29年8月

那覇事務所  大田  育子

 8月2日(水)、那覇市にある那覇第2地方合同庁舎2号館にて「子ども見学デー」が開催された。
 このイベントは、子どもたちに広く社会を知る体験活動の機会を設けるとともに、行政の仕事に関心を持ってもらい理解を深めてもらうことを目的に、内閣府沖縄総合事務局により主催された。
 機構からは、砂糖の制度や砂糖の基礎知識を紹介するパネルなどの展示物の提供を行った。

 当日は、最高気温30℃を超える真夏日の中、夏休み中の小学生やその保護者など約580人の来場者でにぎわい、楽しく遊びながら仕事を体験し、学習する子どもたちの姿が見られた。
 会場では23のブースが設けられ、各ブースでは様々な仕事についての紹介や展示、黒糖かち割り体験・バター作り体験などの体験学習が催された。また屋外では、さとうきび収穫機や災害対策用機械などの大型車両が展示紹介された。
 

「来て、見て、食べて、学ぼう!沖縄の農産物」ブース

  沖縄の農産物に関する展示や体験学習ができ、黒糖の味くらべやパインアップルの品種の違いによる味くらべ、パネル展示、黒糖かち割り体験、沖縄の花を使ったフラワーアレンジメント教室、農産物の名前当てクイズなどが行われた。
 当機構からは、「太陽と自然のめぐみ(サトウキビ)」などのさとうきびから砂糖ができるまでを紹介したDVDや、砂糖を食べると太る?砂糖が白いのはなぜ?などが解説された「砂糖の基礎知識」などのタペストリーが展示された。

「来て、見て、食べて、学ぼう!沖縄の農産物」室内ブースの様子
「来て、見て、食べて、学ぼう!沖縄の農産物」室内ブースの様子

 黒糖の味くらべでは、八つの島の黒糖の味を同時に比べることができ、また砂糖・黒糖についてのパネル展示では、分かりやすい内容で楽しく体験・学習できるコーナーとなっていた。

(八つの島)黒糖の味くらべ 
(八つの島)黒糖の味くらべ 

黒糖のかちわりを体験する様子
黒糖のかちわりを体験する様子

DVD「太陽と自然のめぐみ(サトウキビ)」
DVD「太陽と自然のめぐみ(サトウキビ)」

砂糖についてのタペストリー展示
砂糖についてのタペストリー展示

 黒糖かち割り体験では、四角いレンガ状の業務用黒糖をハンマーでかち割る体験が行われた。なかなか割れない子もいたが、黒糖の硬さを実感できる貴重な体験とあって、順番待ちをする長い列ができ大変な人気であった。初めての体験で楽しそうな子ども達の笑顔が印象的であった。

 また屋外では、さとうきび収穫機(小型ハーベスタとトラクター)の展示が行われ、子どもたちは興味津々で乗り込み、真剣な表情でハンドルを握る姿が見られた。

小型ハーベスタに乗る様子 
小型ハーベスタに乗る様子 

トラクターのショベル操作を体験する様子
トラクターのショベル操作を体験する様子

 今後もこうしたイベントの機会を通じて、沖縄の基幹産業であるさとうきびへの関心を高めるとともに、砂糖の価格調整制度の理解浸透が図られるよう、引き続き努めていきたい。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:那覇事務所)
Tel:098-866-1033