平成30年度地域情報交換会(情報収集提供業務に関する意見交換)の開催
最終更新日:2018年6月29日
那覇事務所は、平成30年6月11日(月)に那覇市内で、当機構の情報収集提供業務について関係者に説明するとともに、管内における情報ニーズについて関係者から広く意見を聴くため、地域情報交換会を開催した。
今回は、生産者団体、甘しゃ糖製造事業者・団体、行政機関など約30名が参加した。
初めに当機構那覇事務所長の寺西があいさつし、引き続き、調査情報部職員から同部の業務内容、平成30年度の情報収集提供業務の重点テーマについて説明した。
当事務所からは、沖縄県内における平成29年度の情報収集提供業務の実績を報告し、平成30年度における同業務の実施予定について説明した。
あいさつと説明を行う寺西所長
説明を行う調査情報部員
その後、出席者と平成30年度情報収集提供業務の砂糖分野の重点テーマである「甘味資源作物の持続的な生産体制の実現に関する情報」を踏まえて意見交換を行った。
作業受委託体制や機械化の状況に関する報告に対しては、
・作業を受託する農業生産法人やハーベスタの台数は増えつつあるものの、作業オペレータが不足しており、作業の長期化を招く一部の要因となっている。
・高齢化や労働力不足を背景にさらなる機械化の進行が予想されており、安定的な生産体制を実現するには、作業オペレータの確保・育成が今後の課題である。
との発言があった。
また、今年、沖縄県では5月8日の梅雨入りから6月上旬まで少雨傾向が続き、各地で干ばつ被害が出ていることについて触れ、かん水施設の整備や干ばつに強い品種の導入等について意見が交わされた。
意見交換の様子
最後に当機構から、現地のニーズに沿った情報提供を行うに当たり、関係団体・機関の皆さまからのさらなるご協力をお願いする旨発言して、閉会した。
今回の会議を通し、沖縄県におけるさとうきび栽培に関する課題など関係者の意識の共有を図ることができた。今後、今回の会議における意見・要望を踏まえ、より有益な情報の提供に努めてまいりたい。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:那覇事務所)
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