「第17回久米島町産業まつり」への出展について
最終更新日:2018年12月18日
12月2日(日)、「第17回久米島町産業まつり」(主催:久米島町産業まつり実行委員会)が久米島ホタルドームで開催された。
同産業まつりは、久米島町の産業振興に資することを目的として毎年開催されており、農畜水産物やその加工品、工芸品等の久米島特産品の展示・販売が行われたほか、褒賞授与式典や闘山羊等のさまざまなイベントが開催された。当日は、晴れて最高気温が27度を超すほど暖かくなったこともあり、ドーム内の屋内展示スペース、飲食ブースを中心とした屋外スペースともに多くの来場者で賑わっていた。
当日の会場内
オープニングセレモニー・褒賞授与式
オープニングセレモニーでは関係者がテープカットを行い、続いて、久米島町産業まつり実行委員長の大田治雄久米島町長が、この産業まつりが久米島の様々な産業の事業成果を披露する場となり、地域おこしにつながるとともに、町内の産業のさらなる発展を祈念すると挨拶した。
また、オープニングセレモニー後には、ドーム内において褒賞授与式典が執り行われ、さとうきび、野菜、畜産等の各分野で過去1年間の実績が特に優秀な地区や個人、団体等の表彰が行われた。
関係者によるテープカット
褒賞授与式典の様子
砂糖に関する知識の周知・浸透
当機構は、砂糖の価格調整制度等に関する周知・浸透を行うため、砂糖に関するパンフレット等の配布、消費者向けパネルの展示等を行った。また、ブース内にはてん菜の模型を展示し、沖縄では馴染みのないてん菜に関心をもたれる来場者が多かった。てん菜もさとうきびと同様に砂糖の原料になることや、てん菜糖は甘しゃ糖の約4倍の供給量があること等を説明すると、来場者からは「沖縄県では相当量のさとうきびを生産していると思っていたが、てん菜糖の供給量の多さには驚いた。それは歩留りの違いによるものか。」といった感想や質問等が寄せられた。
機構の展示ブース
おわりに
砂糖価格調整制度について説明する中で、生産地であるだけにさとうきび生産者やその関係の方々は同制度を知っていると答える方が多いものの、一般の消費者は同制度を知らなかったと答える方が多く感じられた。このため、今後も今回の出展のように継続的に地域のイベント等の機会を捉えて同制度等の周知を行っていきたい。
最後に、この場をお借りして、今回の出展にご協力いただいた関係者の皆様、ご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:那覇事務所)
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