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令和元年度第14回糸満市さとうきび生産組合総会の開催について

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最終更新日:2019年7月25日

那覇事務所 大塚 健太郎


 7月11日(木)、沖縄県糸満市の農村環境改善センターにおいて、令和元年度第14回糸満市さとうきび生産組合通常総会(以下「総会」という。)が開催された。
 
 糸満市さとうきび生産組合(以下「組合」という)は、地区内における生産組織などの担い手育成により、安定的なさとうきび生産体制を確立し、さとうきびの生産向上及び糖業振興に関する啓発活動などによる増産の促進、農家の所得向上を図ることを目的として、平成18年に設立された組織であり、組合員数は令和元年産の出荷予定者で933名となっている。
 今回の総会は、組合員をはじめとして、糖業関係者、JA及び行政関係者など約250名が参加した。
 議事では、30年度事業報告及び収支決算書並びに令和元年度事業計画案と収支予算案について事務局から説明があり、いずれも承認された。また、30年12月11日に行われた糸満市さとうきび競作会などにおける受賞者の表彰が併せて行われた。
 
会場の様子

1.平成30年産さとうきび生産概況

 糸満市は沖縄本島南部で最大のさとうきび生産地であるが、30年産のさとうきび生産量は、30年9月に台風24号、10月に台風25号が立て続けに沖縄県に上陸し、さとうきび倒伏などの被害にあったことから、前年度より4000トン余り減産の2万1214トンとなった。長嶺安浩組合長は、あいさつの中で、生産拡大及び品質向上に向け、植付け、肥培管理、病害虫防除などの適期作業を徹底するよう改めて呼びかけた。
 また、当機構からは特産業務部の大槻部長が交付業務の円滑な運営について関係各位の協力に対して感謝を述べ、「地域一体となった関係者の皆さまのたゆまぬご努力により、沖縄におけるさとうきびの増産と地域経済のより一層の活性化が図られることを祈念いたします。」とあいさつを行った。

2.糸満市さとうきび競作会などの受賞者の表彰

 表彰式では、平成30年度糸満市さとうきび競作会の入賞者を対象とし、長嶺組合長から表彰が行われたほか、30年産において100トン以上のさとうきびを出荷した組合員に記念品が贈呈された。

 今後も糸満市をはじめ沖縄県内のさとうきび生産者が意欲を持って増産に取り組んでいただけるよう、当機構としても甘味資源作物交付金の交付業務及び情報収集・提供業務等において、引き続き適切な業務運営に努めてまいりたい。
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農畜産業振興機構 農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:那覇事務所)
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