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『北海道うまいもの見〜つけた!』で砂糖・でん粉の価格調整制度を周知

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最終更新日:2016年12月9日

平成28年12月

札幌事務所 黒澤和寛
 
 道産品の販路拡大、北海道の「食」のPRを行うため、北海道と(株)イトーヨーカ堂との包括連携協定に基づき、今回で9回目となるイベント「北海道のうまいもの見〜つけた!」が札幌市東区のイトーヨーカドーアリオ札幌店で開催された。
 当事務所は、北海道農政部生産振興局農産振興課(以下「農産振興課」という。)および一般社団法人北海道てん菜協会(以下「てん菜協会」という。)との連携のもと同イベントに参画し、訪れた買い物客に対し、砂糖およびでん粉の価格調整制度の役割や必要性などの周知、浸透を図った。

1 ばれいしょおよびでん粉に関するPR
 10月26日(水)から28日(金)までは、農産振興課と連携してでん粉の価格調整制度などに関するパネルやばれいしょの実物などを展示し、ばれいしょおよびでん粉について周知を行った。 立ち寄った買い物客などからは、「価格調整制度のことを知らなかったので勉強になった」「でん粉が大切な食材だとわかった」といった感想をいただいた。 開催期間中、買い物客などに対してアンケート調査を実施し、105名から回答を得た。その集計結果は以下のとおり。
でん粉表
 パネルやパンフレットなどを見て、でん粉の価格調整制度への理解が深まったかを尋ねたところ、「たいへん深まった」が40%、「ある程度深まった」が55%という結果であり、合わせてほとんどの回答者がでん粉の価格調整制度への理解が深まったと回答した。
会場の様子(1)
会場の様子(1)
2 てん菜およびてん菜糖(砂糖)に関するPR
 10月29日(土)・30日(日)の両日は、農産振興課およびてん菜協会と連携して砂糖の価格調整制度などに関するパネルやてん菜の模型を展示し、てん菜およびてん菜糖について周知を行った。
 立ち寄った買い物客などからは、「7割が輸入されているのは知らず勉強になった」「砂糖は漂白されていると思い込んでおり三温糖を買っていたが、今度は上白糖を買ってみようと思った」といった感想をいただいた。
 開催期間中、買い物客などに対してアンケート調査を実施し、498名から回答を得た。その集計結果は以下のとおり。
砂糖表
 パネルやパンフレットなどを見て、砂糖の価格調整制度への理解が深まったかを尋ねたところ、「たいへん深まった」が30%、「ある程度深まった」が63%という結果であり、合わせて9割超の回答者が砂糖の価格調整制度への理解が深まったと回答した。
 また、砂糖に対するイメージとしては以下のような結果が得られた。(複数回答)
砂糖グラフ
 最も回答が多かったのは、「脳や体のエネルギー源」(回答数:295)、次いで「料理に必要な調味料」(同:288)、「北海道農業に欠かせない作物」(同:254)であった。砂糖に対する誤解やマイナスなイメージで多かった回答は「食べると太る」、「虫歯の原因」であった。多少の順位の変動はあるが、おおむね前年度と同様の傾向が見られる。
会場の様子(2)
会場の様子(2)
 アンケートの結果、砂糖およびでん粉ともに価格調整制度に関して高い理解度が得られたことから、今後も継続的に価格調整制度の理解醸成に取り組んでまいりたい。
会場の様子(3)
会場の様子(3)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:札幌事務所)
Tel:011-221-0786