「砂糖の出前授業」を開催(伊達市立伊達小学校)
最終更新日:2018年10月29日
2018年10月
札幌事務所 黒澤和寛
10月12日(金)、伊達市立伊達小学校において、一般社団法人北海道てん菜協会による「砂糖の出前授業」が開催された。伊達市にはてん菜から砂糖を作る製糖工場があることから、地域を支えているてん菜と砂糖を身近に感じてもらう取り組みとして企画され、当日は、3年生の2クラス約80名を対象に、てん菜・砂糖に関する勉強会や○×クイズ、砂糖を使った体験学習を行い、当事務所も開催に当たって支援を行った。
勉強会では、伊達市が1880年に国内で最初に製糖工場が建てられた場所であることや、てん菜の栽培の様子について、てん菜の模型や苗作りをするための紙製の筒(ペーパーポット)を見せながら説明をした。また、○×クイズでは、てん菜の外観や栽培地域などについて、勉強会で話した内容を中心に出題された。
体験学習では、砂糖の特性を活用して割れにくいシャボン玉づくりを体験してもらったほか、綿菓子機を使っての綿菓子づくりや顕微鏡を使って砂糖の結晶観察を行い、砂糖への関心を深めてもらった。
子どもたちは、綿菓子を自ら作る経験をはじめとして、シャボン玉が割れずに軍手の上で弾むと歓声を上げたり、○×クイズに正解して喜んだり、顕微鏡で透明の砂糖の結晶を観察して驚きの声を上げるなど、楽しみながら砂糖を身近に感じてもらうことができた。
当事務所は、今後も関係団体と連携をとりながら、砂糖を身近に感じてもらい、砂糖の正しい知識の普及等に取り組んでまいりたい。
砂糖の結晶観察の様子
てん菜・砂糖に関する○×クイズの様子
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