札幌事務所 小峯 厚
北海道の製糖企業各者の8工場において、平成30年度の操業が開始された。
各工場の操業開始日は表のとおりであり、ホクレンの中斜里製糖工場、清水製糖工場、北海道糖業の北見製糖所、本別製糖所の操業が前年に比べて遅くなっている。また、日本甜菜製糖の士別製糖所と北海道糖業の道南製糖所で前年同日となっている。一方、日本甜菜製糖の芽室製糖所と美幌製糖所の操業は早くなっている。
本年は、昨年に比べてん菜生産量の減少が見込まれていることから、6工場が操業開始は前年に比べ遅いか、前年同日となっている。一方、日本甜菜製糖の2工場は、原料を輸送するトラックの確保が困難で、1日当たりの搬入量を抑える必要があったため、操業開始が早まった。