札幌事務所 小島康斉
8月24日(土)、スポーツ交流施設「つどーむ」(札幌市)で「食べる・たいせつフェスティバル2019 in 札幌」(主催:生活協同組合コープさっぽろ)が開催され、約8,000人の来場者で賑わった。
「食べる・たいせつフェスティバル」は、地元の生産者と消費者との交流及び食品関連企業や行政、団体などが実施する体験型プログラムを通じて、食の大切さについて考えてもらうことなどを目的に開催されており、札幌市以外にも帯広市や北見市など道内8会場で順次同イベントが開催されている。札幌会場では、企業や団体などから約120ブースの出展があった。
当事務所は、一般社団法人北海道てん菜協会と共同で体験ブースを出展し、製糖企業からも応援を得るなど関係者の協力のもと、来場者に対して、てん菜・砂糖の知識や特性などに関する啓発・普及を行った。
当事務所のブースには親子連れ約1,000名の参加があり、終始長蛇の列ができるほどの盛況ぶりであった。
当事務所のブースでは、てん菜に関するパネルを見てクイズに回答したり、実物のてん菜を用意し重さを計測したり、てん菜が描かれたインタビューボードの前で写真撮影をしたり、顕微鏡を設置し砂糖の結晶を観察するなど、来場者に一連の取組みを体験いただくとともに、わた菓子作り体験などが当たる抽選会を行った。
参加者からは、「てん菜を知らなかった。勉強になった。」、「砂糖の知識が深まった。」、「てん菜の実物をみたことがなかったので、良い経験になった。」などといった感想が寄せられ、親子で楽しんでもらいながら 砂糖の正しい知識の普及を行えたのではないかと思われる。
当事務所は、引き続き消費者に対し、砂糖の価格調整制度及び砂糖の正しい知識に関する周知、浸透を図るため、このような消費者との交流活動に積極的に参画していきたい。