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海外の需給動向【飼料穀物/米国】  畜産の情報 2018年12月号

2018/19年度の期末在庫は前年度比2割減

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 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は11月8日、2018/19年度(9月〜翌8月)の米国の主要農作物需給見通しを公表した。このうち、米国のトウモロコシ需給見通しは、次の通りである。
 生産量は、単収が前月予測から2カ月連続で下方修正されたものの、依然として前年度をわずかに上回ることから、前年度比0.2%増の146億2600万ブッシェル(3億7150万トン(注))と見込まれている(表19)。
 消費量は、飼料等向けが前月予測から下方修正されたものの、依然として前年度をやや上回ることから、同2.2%増の126億3000万ブッシェル(3億2080万トン)と見込まれている。
 輸出量は、記録的な水準となった前年度を0.5%上回る24億5000万ブッシェル(6223万トン)と見込まれている。
 これらのことから、期末在庫は前年度を18.9%下回る17億3600万ブッシェル(4409万トン)と見込まれている。
 また、生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり3.20〜4.00米ドル(1キログラム当たり14.4~18.0円:1米ドル=114円)と見込まれている。

(注)1ブッシェルを25.4キログラムとしてALICが換算。


表19 米国のトウモロコシ需給見通し

(調査情報部 野田 圭介)
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