令和元年5月の生乳生産量は、64万4170トン(前年同月比0.5%減)となった。地域別に見ると、北海道は35万1640トン(同1.4%増)と前年をわずかに上回る一方、都府県は29万2530トン(同2.7%減)となった。都府県では、2カ月連続で全地域において前年同月を下回るなど、引き続き、減少傾向で推移している(図15)。
用途別生乳処理量を仕向け先別に見ると、牛乳等向けが34万7876トン(同1.1%減)と2カ月連続で前年同月を下回った。一方、乳製品向けは、29万2642トン(同0.2%増)と2カ月連続で前年同月を上回った。乳製品向けのうち、脱脂粉乳・バター等向けは14万6563トン(同4.5%増)となっている。
(酪農乳業部 山北 淳一)