1 令和元年5月の鶏肉生産量は、堅調な需要を背景に、13万8949トン(前年同月比1.7%増)と前年同月をわずかに上回った(図11)。
なお、過去5カ年の5月の平均と比べると、かなりの程度上回る結果(同6.3%増)となった。
2 5月の輸入量は、安定的に推移しているものの、中国における需要の高まりを受けてタイからの輸入量が減少したことなどから、4万6573トン(同1.2%減)と前年同月をわずかに下回った(図12)。
また、過去5カ年の5月の平均と比べると、かなりの程度上回る結果(同7.6%増)となった。
3 5月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、477グラム(同1.5%増)と前年同月をわずかに上回った。
4 5月の推定期末在庫量は、15万2778トン(同11.7%減)と前年同月をかなり大きく下回った(図13)。このうち、輸入品は12万2091トン(同14.2%減)と前年同月をかなり大きく下回った。
5月の推定出回り量は、18万5907トン(同2.5%増)と前年同月をわずかに上回った(図14)。このうち、国産品は13万9007トン(同5.4%増)と前年同月をやや上回り、輸入品は4万6900トン(同5.4%減)と前年同月をやや下回った。
(畜産振興部 郡司 紗千代)