元年6月の鶏肉生産量、前年同月比0.6%増

1　令和元年6月の鶏肉生産量は、堅調な需要を背景に、13万4920トン（前年同月比0.6%増）と6カ月連続で前年同月を上回った（図11）。
   
　なお、過去5カ年の6月の平均と比べると、やや上回る結果（同4.6%増）となった。

2　6月の輸入量は、安定的に推移しているものの、中国における需要の高まりにより、タイからの輸入量が前年同月に比べて減少したことなどから、4万3360トン（同1.2%減）と前年同月をわずかに下回った（図12）。
   
　また、過去5カ年の6月の平均と比べると、やや下回る結果（同 5.1%減）となった。

3　6月の鶏肉の家計消費量（全国1人当たり）は、484グラム（同5.2%増）と前年同月をやや上回った。

4　6月の推定期末在庫量は、15万3595トン（同7.5%減）と前年同月をかなりの程度下回った（図13）。このうち、輸入品は12万3018トン（同10.1%減）と前年同月をかなりの程度下回った。
   
　6月の推定出回り量は、17万7463トン（同4.1%減）と前年同月をやや下回った（図14）。このうち、国産品は13万5030トン（同0.4%減）とわずかに、輸入品は4万2433トン（同14.2%減）とかなり大きく、いずれも前年同月を下回った。